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打ち切り予告を覆すコミックスの売れ行き
享年23歳という若さで才能ある漫画家が旅立たれてしまいました…。
月刊少年マガジンで連載中の「キミオアライブ」の作者恵口公生さん。
編集部によると8月17日に緊急入院してその2日後に逝去されましたと説明されていました。
あまりにも突然のことだったようですね。
恵口先生にとって「キミオアライブ」は初の連載漫画で思い入れも深かったようです.
しかし新型コロナウイルスの影響もあり1巻の売れ行きが思わしくなく、2巻の販売部数次第で打ち切りになると宣告されていました。
この話がSNSから広がり売れ行きは3.5倍にも倍増。
奇しくも緊急入院が2巻の発売日と重なったことで、売れ行きがショックで自殺したのではという噂も出ているようですがそれは考えにくいです。
謎とされる死因は自殺ではないと思う理由
9/4発売の月間少年マガジン最新号では休載としか書かれていませんでした。
既に作者急逝のことは編集部も把握しているわけですから、直前まで作品を描き続けていたのであれば遺作を掲載してもいいのではないかと思うのです。
しかし次号掲載予定の作品にも「キミオアライブ」の名前はありませんでした。
恵口先生は持病もしくは何かしらの病気で体調を崩していて休載することは決まっていたのではないでしょうか。
そして残念ながら容体が悪化して緊急入院となり還らぬ人になってしまった…。
編集部が死因を明らかにしないのは遺族が望んでいないから勝手に公表できないだけだと思います。
恵口先生ほど画力もあって若い漫画家なら打ち切りになったとしても何度でもやり直せたはずですし…。
素人考えですが今回の件は志半ばで若き才能が病気によって閉ざされてしまった悲劇だと思います。
書店では入手困難ネットでも品薄
月間少年マガジンのサイトでは1話目が無料試し読み可能です。
ストーリーは難病を克服した少年が仲間とユーチューバーを目指す物語。
「やりたいことをやるんだ」と主張する主人公・キミオに心を揺さぶられるシーンが数多くあります。
話がつまらない、YouTubeを題材にするには遅いなど辛辣な意見もネット上に見られましたが私はすごく面白いと感じました!
滅多にマンガは買いませんが翌日から近所の書店を探し回ったほどです。
しかし多分元々部数が少なかったうえに訃報が話題になったことで店頭からは消え去ってしまったのか購入することはできませんでした。
気になる方は電子書籍なら読めるようです。
キミオ吐血の2巻の続きは?最新話のあらすじ・ネタバレ
2巻のラストはキミオの病気が再発したのかと思わせるような吐血シーンで終わっています。
よりにもよってこんな気になる場面で切られてしまうと3巻が読みたくなってしまいますが発売予定はあるのでしょうか?
本来なら12月あたりに出るはずですが最新話は先月発売の11話のようでした。
2巻は6~10話が収録されているのでたった1話じゃ到底足りません…。
もしかしたら発表されていない分があるかもしれませんが3巻発売の可能性は薄そうに思います。
キミオがどうなったか気になる人も多いと思いますのでネタバレさせてもらいますが、「吐血は治ってからも時々ある」と元気にしていました!
そして幼なじみの夢ちゃんのやくざのお父さんも巻き込んで大会に出場…というところで話は終わっています。
暗い感じではなかったのでちょっとホッとしました。
この後キミオたちが大会で優勝してどんどん有名になっていくんでしょうね。
恵口先生、未完なのは残念ですが素敵な作品をどうもありがとうございました!