昨夜都内で若い男性が見知らぬ男に硫酸をかけられるという恐ろしい事件が起こってしまいました。
運悪くこぼれた液体で足を滑らせた女性もけがをした模様。
被害に遭われた方の具合がたいしたことないと良いのですが劇薬なだけに心配ですね。
硫酸を顔や体にかけられるといった予想もできない事態になった時、一体どのような処置が最善なのでしょうか?
このような事件がいつ何時自分の身に降りかかるとも限りませんので是非知っておきたいと思い調べてみました。
目次(クリックで移動)
硫酸をかけられたら救急車をすぐ呼ぶ
硫酸のような劇薬を顔や体にかけられたらまずは救急車を呼びましょう。
パニック状態で自分では無理でしょうから「救急車!」と叫べば周りの方が呼んでくれると思います。
硫酸の濃度やかけられた範囲にもよりますが劇薬ですので一刻も早く病院で処置を受けたいところです。
遅れれば遅れるほどダメージは深刻になるでしょう。
本当にこんなことが起こらないよう願うばかりです。
硫酸をかけられたら大量の水で応急処置
救急車をすぐ呼んだとして早ければ数分で到着するのでしょうが待つ間は長く感じるものです。
顔や体に硫酸をかけられたら耐え難い痛みもありますし不安でじっとしていられませんよね。
硫酸をかけられたら水道を探して大量の水をかけてください。
洗い流すというよりは硫酸を大量の水で中和させることによりダメージを抑えるというイメージかもしれません。
もしそのような場面に遭遇したら手助けしてあげられるよう、硫酸を洗い流すのが最善の応急処置だと覚えておいてください。
硫酸を顔にかけられたら最悪失明の可能性もある
今回の事件ですが、被害に遭われた男性は痛みと目が開かないことを訴えていたそうです。
劇薬の硫酸を顔にかけられたら元通りの皮膚にはまず戻りません。
そればかりか最悪失明の可能性もあります。
警察は逃げた犯人の画像を公開して行方を追っているようです。
薬品テロとも思えるこのような恐ろしい事件が二度と起こりませんように。
そして被害者の方の回復を心よりお祈りします。