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米麹と酒粕による甘酒の違いは?
甘酒は大きく2種類に分けられます。
違いはアルコールを含むか含まないかです。
米麹の甘酒はアルコールを含まず甘みがあります。
最近はこちらの甘酒が人気のようです。
昔からある酒粕の甘酒はアルコールを含みますが甘みはありません。
砂糖を加えて作ることが多いです。
どちらも発酵食品なので体にいいことは間違いないですが栄養成分は異なります。
それではより詳しく効果の違いを見ていきましょう。
ダイエットに最適なのは酒粕の甘酒
酒粕には元々お米の中に入っている「レジスタントプロテイン」というタンパク質の一種が含まれています。
これは油と一緒になって排出してくれるため、油が吸収されるのを防いでくれるので太らないという論理です。
食事と同時に摂取するのは不向きな飲み物なので、食後にデザート感覚でいただくのがオススメです。
また、酒粕の甘酒は質の良い睡眠をとるのにも効果的です。
酒粕の甘酒に含まれている清酒酵母が深い睡眠を作る「アデノシン」という成分を活性化せるのです。
そのため質の良い睡眠が10~20%アップする仕組みです。
美肌効果には飲む点滴とも言われる米麹の甘酒
米麹の甘酒には「エルゴチオネイン」というビタミンCよりも強い抗酸化作用がある成分が含まれている。
これは肌の老化を抑制するのに非常に効果的なのです。
紫外線を受けても炎症を起こしにくくなるため、日焼け止めの代わりとも言える紫外線対策になり得るのです。
そして米麹の甘酒は疲労回復にも効果抜群です。
酒粕の甘酒の甘味成分が砂糖なのに対して、米麹の甘酒はお米に含まれるデンプンを麹菌が分解することで生じる「ブドウ糖」が甘味の成分。
ブドウ糖はそれ以上分解できない糖で、脳でそのまま使われて即効性があります。
疲労が瞬時に回復されるため飲む点滴とさえ言われています。